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登録日時: 水 5 02, 2007 3:25 pm 記事: 18
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管理人のミスから。登録不可能になっていました。 その間に、塚原さまよりメールをいただきました。転載いたします。
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8年間69000キロのセニック報告
はじめてレポートします。 2003年2月登録のセニックRXT(レザー仕様、ダブルサンルーフ)の所有者です。 9年目、走行距離69000キロメートルで、まだまだ乗ろうと思っていましたが、昨年末、娘が電信柱に左側面をぶつけてしまい、その修理だけで45万円かかるとのこと、その他、タイミングベルトの交換など気になるところを交換修理すると合計80万円ほどになりますので、セニックを廃車にすることにしました。
セニックの購入は、セニックと決めてルノーのディーラーに行ったわけでなく、セニックを特に気に入ったわけでもなく、65万円の値引きにつられて発作的に購入してしまいました。(レザー仕様、ダブルサンルーフも気に入りましたが) しかし、運転すればするほど、セニックの良さが分かり、今回、新しい車を探して、いろいろな車を試乗しましたが、総合的にセニックに勝る車はありませんでした。
皆様も指摘されていますが、セニックの良さは、ちょうど良い大きさの車体、その車体を過不足なく走らせる駆動系と足回り、確かなハンドリングと直進性、100キロから150キロまでのスムーズな加速、エンジンブレーキがよく利くAT、曲線を上手に使ったデザインの外観、濃紺と灰色で統一された上品な室内(フロントパネルとメータ類のデザインが華美でない)、ガラス面が広くて明るく圧迫感のない室内、開閉可能なダブルサンルーフ、長時間運転しても疲れないレザーシート、大人が3人ゆったり座れる後部座席と広くてフラットな足元の床、路面からの騒音を軽減する二重構造の床、広い荷室などです。
さて、8年間、年平均8000キロの走行距離でしたが、その間の使用状況をレポートします。
私は、車検整備毎のエンジンオイルとオイルフィルターの交換、ブレーキオイルの交換、ラジエータの冷却水の交換、4万キロでタイヤの交換、ブレーキパッドとロータの交換、3年毎のバッテリーの交換以外、何もしていません。 タイミングベルトとウォーターポンプの交換もしていません。 極端にいうと、ウォッシャー液を入れる以外、車検と車検の間はエンジンルームを覗くこともありませんし、エンジンオイルの量をチェックしたことも、プラグをチェックしたこともありません。整備工場でも車検を通すための必要最小限の整備しかしていないと思います。
セニックで一番話題になるATからは、ときどきドカンという異音が新車時からしていましたが、音以外は何の問題もなく今日に至っています。特に走行に支障もなかったのでディーラーに文句を言ったこともありませんし、ミッションオイルを交換したこともありません。(初期の段階でディーラーの整備工場で交換しているかも知れませんが、この5,6年は替えていません)
購入してから2年目の夏、高速道路で走行し、サービスエリアに止めて、再始動しようとしたとき、エンジンがかからず、慌てましたが、数分後に試みるとエンジンがかかりました。この様な症状が、頻繁に起こる様になりましたので、ディーラーの整備工場に入れたのですが、詳しくは分かりませんが何かのセンサーか電気系統を交換修理したようです。整備の人は、この故障を心得ているのか、すぐに直してくれました。その後は、この故障は起こりませんでした。(修理交換代は保証期間なので無料)
3年目に運転席のドアのウインドウが完全に閉まらなくなりましたので修理しました。保証期間中なので修理代は無料でしたが、期間外なら3万円と言われました。なお、この故障はよくあるそうです。
8年目に、ブレーキランプ、方向指示器、ハザードランプなどの異常点滅が起こり、車体後部にある電気系統の部品の接触不良ということで、部品を交換することになりましたが、フランスから取り寄せるので1ヵ月かかると言われ、そんなに待てないと修理を頼み、何とか直してもらいました。修理代は2万円でしたが、部品交換でも2万円と言われました。 また、ウォッシャー液が出なくなり、調べてもらったら、ウォッシャー液を出すゴムホースが熱で傷んでいて交換しなければなりませんが、まだそのままです。
それ以外は、メインテナンスフリーに近い状態で大きな故障もなく、8年間気持ち良く走ってくれました。 心配していたダブルサンルーフの故障も水漏れもありませんでした。
もうすぐセニックとお別れです。 最近、ある中古屋さんに私と全く同じセニック(2003年登、走行距離66000キロ、ダブルサンルーフ、レザーシート、銀色メタリック)があることが分かりました。こすり傷もなく、内外装とも奇麗で、状態の良い車です。(4万キロでタイミングベルト交換済み、アーシングもしてありました、ATからの異音もないそうです) 何かの縁だと思い、私のセニックを部品取り用に、その中古屋さんに引き取って頂くことになり、私のセニックが今後も生き続けることになりました。
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